任意保険の見積もり結果|ホンダ フリードの保険料を損保3社で比較してみました

ホンダフリード保険料

2016年9月に8年ぶりのフルモデルチェンジをしたホンダフリード。2代目となった新型フリードは、発表前の受注で1万3千台、発売後の1ヶ月で2万7千台の受注を獲得しています。販売台数ランキングでは常に上位。ホンダの売れ筋モデルとして、現在も人気があります。

フリードは扱いやすい車として、ファミリー層や女性ユーザーから多数支持されています。テレビCMでは、いろいろな層に受け入れられているコンパクトミニバンというイメージを、Pharrell Williams(ファレル ウィリアムス)のHappy(ハッピー)というダンスミュージックでうまく表現しています。かっこいいけれど、過度にイカツイ感じはない。みんな楽しくなれる。そんなところでしょうか。

今回は、そんなホンダの人気モデル「フリード」の自動車保険料がいくらになるのか、実際に見積もりを取って調べてみました。

ホンダ フリードの見積もりで使用した条件

自動車保険の見積もりは、損保ジャパン日本興亜、ソニー損保、イーデザイン損保の3社で行いました。見積もりをした際の条件は、次のように設定しています。

■見積りした車の基本情報

  • 車両: ホンダ フリード
  • グレード: フリード HYBRID G・Honda SENSING
  • 型式: DAA-GB7
  • 初度登録年月: 2017年11月
  • ナンバー: 5ナンバー

■主に運転をする人(記名被保険者)の情報

  • 記名被保険者: 46歳男性
  • 運転免許保有者: 本人
  • 主な使用地(都道府県): 岡山県
  • 免許の色: ゴールド
  • 運転者の範囲: 本人・配偶者限定
  • 運転者年齢条件: 30歳以上補償、もしくは、35歳以上補償

■自動車保険の内容

  • 等級: 14等級(見積もり時13等級)
  • 事故有係数適用期間: 0年
  • 使用目的: 日常・レジャー
  • 予想年間走行距離: 5,000km超10,000km以下
  • 対人賠償保険: 無制限
  • 対物賠償保険: 無制限
  • 搭乗者傷害保険: なし
  • 人身傷害保険: 3,000万円(人身傷害車外事故特約あり)
  • 車両保険: 一般タイプ270万円(免責金額5-10)
  • 付帯した特約: 対物超過修理費用特約、弁護士費用特約
  • 適用された割引: 新車割引、エコカー割引、ゴールド免許割引、インターネット割引、証券ペーパーレス割引

※損保ジャパン日本興亜は、証券ペーパーレス割引、インターネット割引、走行距離による割引はありません。
※ソニー損保では、弁護士特約(自動車事故のみ)を適用しています。

【見積もり結果】フリードの保険料

40代男性の場合、フリードの保険料は、次のようになりました。

保険会社 保険料
損保ジャパン日本興亜 63,270円
ソニー損保 54,000円
イーデザイン損保 46,730円

上記の見積もり結果を見ての通り、イーデザイン損保が一番安くなっています。

自動車保険の見積もりで迷うのが、「どういう特約を付帯させるのか」というところです。保険料を安くしたいために、必要な補償を削ってしまっては意味がありません。対物超過修理費用補償特約は付けておきたいところです。

「対物賠償保険を無制限に設定しているので、対物超過修理費用補償特約は付けなくてもいいのでは?」と考える人もいますが、無制限に設定していても事故の際に、相手の車の年式が古いがために、十分な補償が受けられない場合があります。

icon-arrow-circle-right 対物超過修理費用補償特約とは?|対物無制限ならいらない?!上限や必要性など

相手の車の修理費が時価額を上回ってしまった場合に役立つのが、対物超過修理費用補償特約です。示談交渉をスムーズに進めたりすることができます。年間の保険料も数百円程度と高くはありませんから、付帯させておくのが無難です。

フリードは実用性の高いコンパクトミニバンですから、家族や友人を乗せる機会も多いはずです。搭乗していた人すべてが補償対象となる人身傷害補償保険にも加入して、万が一に備えておきたいものです。

icon-arrow-circle-right 人身傷害補償保険(特約)とは?補償範囲と補償額の目安。いくらに設定すればいいのか

今回の見積もりでは加入していませんが、さらに補償を手厚くしたいのであれば、搭乗者傷害保険にも加入しておくとよいでしょう。部位や症状別に定額での補償を受けることができます。

icon-arrow-circle-right 人身傷害補償保険と搭乗者傷害保険の違い。必要な補償とは?

上記の記事を見てわかるように、加入パターンとしては、人身傷害補償保険と搭乗者傷害保険の両方に入る、もしくは、人身傷害補償保険のみに加入するという人が多いです。搭乗者傷害保険は人身傷害補償保険の上乗せ保険として考えていくといいでしょう。

また、見積もり時には、もらい事故にも対応できるように、弁護士費用特約も付帯させています。

icon-arrow-circle-right 弁護士費用特約とは|交通事故以外の日常生活でも使える弁護士費用特約など、補償範囲や金額が知りたい

イーデザイン損保では、自動付帯となっていることからもわかるように、万が一に備えて加入しておきたい特約のひとつだと言えますね。

フリード|車両保険のタイプで保険料を比較

車両保険一般型の場合だけではなく、エコノミー型の場合や、車両保険を付けなかった場合についても見積もりを取りました。結果は、次の通りです。

車両保険 保険会社 保険料
一般タイプ 損保ジャパン日本興亜 63,270円
ソニー損保 54,000円
イーデザイン損保 46,730円
エコノミータイプ 損保ジャパン日本興亜 47,990円
ソニー損保 39,220円
イーデザイン損保 34,980円
無し 損保ジャパン日本興亜 35,000円
ソニー損保 26,980円
イーデザイン損保 25,900円

車両保険のタイプによって、保険料は異なってきます。新車を購入した場合、車両保険は付けておきたいところです。上記の表を見ての通り、保険会社によって、保険料が高くなったり安くなったりします。保険料で考えるなら、ダイレクト型自動車保険であるイーデザイン損保やソニー損保を検討してみるといいでしょう。

フリード HYBRID G・Honda SENSINGの場合、価格は2,496,000円~となっていますから、車両保険を付ける場合、カーナビやフロアマットなどの付属品の金額も含めて、270万円(免責金額5-10)というところで設定してみました。

結果を見ると、イーデザイン損保が、車両保険を付けても付けなくても、一番安くなっていることがわかります。イーデザイン損保は自動車保険ランキングで常に上位にいる保険会社です。評判がよくて保険料も安いのですから、第一候補として挙げておきたいところですね。

今回の見積もりでは、運転者の範囲を夫婦限定にし、運転者の年齢を30歳以上(ソニー損保、イーデザイン損保)もしくは35歳以上(損保ジャパン日本興亜)とすることで、保険料を安くしています。

そして、ノンフリート等級は14等級です。保険料の割増引率表を見ると-50%(無事故係数)となっています。

icon-arrow-circle-right ノンフリート等級別料率制度とは|自動車保険の保険料はどのようにして決まるのか?

事故を起こさずに14等級まで等級を上げると、保険料が半額になるわけですから、安全運転を心がけて、自動車保険を安くすることも大切だと言えます。

フリード|料率クラスについて

フリードの料率クラスは、『車両3 対人4 対物4 傷害4』でした。人気車種にしては、料率クラスはさほど高くないということがわかります。料率クラスが高くなければ、保険料もそんなに高くなることはありません。

icon-arrow-circle-right 車両料率クラスとは?【自動車保険の保険料】車によってかなり違います

ゆったりと運転できて収納力もある使い勝手のいいフリードは、保険料の面から見てもおすすめと言えます。

年齢によって保険料はいくらになるのか。年代別の保険料平均相場も参考にしたい方は、下記をご覧ください。

icon-arrow-circle-right 自動車保険の保険料【平均相場が知りたい】20歳以下・20代・30代・40代・50代など年代別相場のまとめ

ホンダ フリードの特徴やスペックなどをご紹介

ここからは、ホンダ フリードの特徴やスペックなどをご紹介します。

フリードのグレードと価格について

フリードのグレードと価格は次の通りです。

【ハイブリッド車】

グレード 価格
フリード HYBRID B 2,256,000円~
フリード HYBRID G・Honda SENSING 2,496,000円~
フリード HYBRID EX 2,656,000円~
フリード+ HYBRID B 2,276,000円~
フリード+ HYBRID G・Honda SENSING 2,516,000円~
フリード+ HYBRID EX 2,676,000円~

【ガソリン車】

グレード 価格
フリード B 1,880,000円~
フリード G 1,980,000円~
フリード G・Honda SENSING 2,100,000円~
フリード+ B 1,900,000円~
フリード+ G 2,000,000円~
フリード+ G・Honda SENSING 2,120,000円~

ハイブリッド車とガソリン車を比べると、ガソリン車の方が約50万円ほど安いです。仮に10年乗るとして、ハイブリッド車の燃費(燃費の数値は後述)を考えても、50万円もカバーすることができませんから、ガソリン車を選択するのも良いでしょう。

フリードのスタイル・デザインはどうなっているのか?

新型フリードは、旧型に比べると安定感のあるどっしりとしたデザインとなっています。

口コミ評価を見ると、カッコ悪いという印象を持つ人もいるようですが、スッキリとした感じが良いと言う人もいます。好みは人それぞれではありますが、奇抜なデザインでもないですから、いろんな場面で使いやすい車になっていると言えるでしょう。

フリードの外装|エクステリアについて
ハイブリッド車 ガソリン車
全長×全幅×全高(m) 4.265×1.695×1.710

(4WD:4.265×1.695×1.735)

4.295×1.695×1.710

(4WD:4.265×1.695×1.735)


運転席に座ると、窓が大きく視界がいいです。車のサイズを掴みやすいので運転しやすいと言えます。

「使い勝手の良い車がいい」「デザインはそこそこ良ければいい」「車選びで失敗したくない」という人なら、フリードを選んでおけば後悔することもなさそうですね。

フリードのボディカラー
■HYBRID FZのボディカラーブルーホライゾン・メタリック / シトロンドロップ / コバルトブルー・パール / プレミアムディープロッソ・パール / ホワイトオーキッド・パール / ルナシルバー・メタリック / モダンスティール・メタリック / クリスタルブラック・パール
フリードの内装|インテリア・ユーティリティについて
ホンダフリード内装

「収納がたくさんあってよい」「室内が広くなった」「サイズ的にちょうどいい」という口コミもありました。

新型フリードは、ハイブリッド車でも広い室内空間となっています。バッテリーを小型化して1列目のシート下に移動させています。これにより、荷室がしっかりと確保されています。

フリードのラゲッジスペースは、超低床フロアを実現しています。開口部の高さは1255mm、開口部地上高は335mmとなっていますから、荷物の積み下ろしがラクです。ベビーカーや自転車など必要に応じて、女性でも簡単にいろいろと載せられます。

フリードの安全装備はどう?

フリードは運転支援機能として、最新の「Honda SENSING(ホンダセンシング)」を搭載しているタイプもあります。歩行者との衝突を避ける歩行者事故低減ステアリングなども備わっているのがうれしいところです。

路外逸脱抑制機能などはロングドライブをする上で、疲労の軽減にかなり役立ちます。安全面を考えるなら、装備しておきたいところです。

フリードの燃費性能と口コミ評価が知りたい

【ハイブリッド車】

グレード JC08モード燃費
FF 4WD
フリード HYBRID B 27.2km/L 25.2km/L
フリード HYBRID G・Honda SENSING 27.2km/L 25.2km/L
フリード HYBRID EX 26.6km/L
フリード+ HYBRID B 27.2km/L
フリード+ HYBRID G・Honda SENSING 27.2km/L 25.2km/L
フリード+ HYBRID EX 26.6km/L

【ガソリン車】

グレード JC08モード燃費
FF 4WD
フリード B 19.0km/L 17.6km/L
フリード G 19.0km/L 17.6km/L
フリード G・Honda SENSING 19.0km/L 17.6km/L
フリード+ B 19.0km/L
フリード+ G 19.0km/L 17.6km/L
フリード+ G・Honda SENSING 19.0km/L 17.6km/L
※燃費の詳細はホンダのHPでご確認ください。

燃費はハイブリッド車が27.2km/Lといったところ。ガソリン車が19km/Lとなっています。口コミ評価を見ると、実燃費としては、街乗りでハイブリッド車が約19km/L、ガソリン車が約14km/Lというところでした。

ハイブリッド車とガソリン車の実燃費の差は5km/L程度ということになるので、そんなに大きくもありません。これくらいであれば、ガソリン車を購入するのもいいかもしれませんね。


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