30代の任意保険の選び方|30歳以上(30代)の保険料を安くする方法などを解説

30代(30歳~39歳)自動車保険の選び方、相場


30代(30歳~39歳)の自動車保険の選び方について、今回は解説していきます。30代は子育てに忙しい年代ですよね。いろいろと出費が多くなる時期でもありますから、自動車保険を見直して保険料を安くしておきたいところです(結婚をしていない人や子供がいない人の場合は、20代後半の任意保険の選び方の記事も併せて読んでみて下さい)。

30代の人が自動車保険に加入する上で、40代になる前に知っておきたいことや保険料節約のポイントなどをまとめました。また、30代の保険料の見積もりも取っていますので、自動車保険選びの参考にしてみて下さい。

【30歳以上の保険相場】30代の自動車保険料はいくら?

30代(30歳~39歳)の自動車保険料はいくらなのでしょうか。実際に損保3社(三井ダイレクト、SBI損保、損保ジャパン)で見積もりを取ってみました。

30代の保険料は35歳以上補償といった年齢条件を設定することで、またさらに安くなります。見積もりの条件と結果は次の通りです。

見積もりの条件

■見積りした車の基本情報 / 車両 ※個別に設定 / 初度登録年月 2016年12月

■主に運転をする人(記名被保険者)の情報 / 記名被保険者 30歳・35歳男性 / 運転免許保有者 本人 / 主な使用地 岐阜県岐阜市 / 免許の色 ブルー / 運転者の範囲 家族限定 / 運転者年齢条件 26歳以上補償・35歳以上補償

■自動車保険の内容 / 等級 12等級・17等級 / 事故有係数適用期間 0年 / 使用目的 日常・レジャー / 予想年間走行距離 5,000km超10,000km以下 / 対人賠償保険 無制限 / 対物賠償保険 無制限 / 搭乗者傷害保険 なし / 人身傷害保険 3,000万円(搭乗中のみ補償タイプ) / 車両保険 ※車両ごとに設定 免責5万円-10万円 / 付帯した特約 弁護士費用特約 / 各種割引 新車割引、エコカー割引、インターネット割引、証券不発行割引


※損保ジャパンは、インターネット割引、証券不発行割引がありません。
※SBI損保は、自家用軽四輪乗用車の新車割引がありません。
※エコカー割引が適用されるのは、損保ジャパンと三井ダイレクトです。
※今回の見積もりで、エコカー割引の対象となる車両はトヨタ プリウスです。
※SBI損保では26歳以上補償、損保ジャパンと三井ダイレクトでは35歳以上補償を年齢に応じて適用しています。


見積もり結果
年齢 等級 車種 型式 保険会社 車両保険
金額
車両保険
一般型
車両保険
エコノミー
車両保険
なし
料率クラス
2017
30歳 12等級 ホンダ
N-BOX
JF1 三井ダイレクト 160万 52,850円 41,170円 29,970円
SBI損保 46,380円 35,470円 23,710円
損保ジャパン 70,900円 54,720円 36,740円
トヨタ
プリウス
ZVW50 三井ダイレクト 250万 71,940円 52,020円 35,340円 車両料率クラス 5
対人料率クラス 4
対物料率クラス 5
傷害料率クラス 4
SBI損保 64,240円 44,290円 27,750円
損保ジャパン 99,340円 71,520円 47,870円
日産
NOTE
E12 三井ダイレクト 200万 57,480円 43,480円 32,720円 車両料率クラス 3
対人料率クラス 4
対物料率クラス 4
傷害料率クラス 4
SBI損保 49,430円 36,170円 25,170円
損保ジャパン 79,890円 60,800円 44,580円
35歳 17等級 ホンダ
N-BOX
JF1 三井ダイレクト 160万 46,350円 35,860円 25,580円
SBI損保 42,700円 32,730円 21,960円
損保ジャパン 62,860円 48,520円 32,590円
トヨタ
プリウス
ZVW50 三井ダイレクト 250万 63,890円 45,160円 30,430円 車両料率クラス 5
対人料率クラス 4
対物料率クラス 5
傷害料率クラス 4
SBI損保 59,040円 40,780円 25,650円
損保ジャパン 87,370円 62,730円 41,780円
日産
NOTE
E12 三井ダイレクト 200万 51,190円 37,680円 27,810円 車両料率クラス 3
対人料率クラス 4
対物料率クラス 4
傷害料率クラス 4
SBI損保 45,490円 33,350円 23,290円
損保ジャパン 70,310円 53,410円 39,040円


※軽自動車は料率クラスがありません。

自動車保険30歳以上の平均相場

今回の見積もり結果について、損保3社(三井ダイレクト、SBI損保、損保ジャパン)の平均を出しました。30歳以上の場合、自動車保険の平均価格がいくらになるのか。平均相場として、参考にしてみてください。

年齢 等級 車種 型式 保険会社 車両保険
金額
車両保険
一般型
車両保険
エコノミー
車両保険
なし
30歳 12等級 ホンダ
N-BOX
JF1 損保3社
平均
160万 56,710円 43,787円 30,140円
トヨタ
プリウス
ZVW50 250万 78,507円 55,943円 36,987円
日産
NOTE
E12 200万 62,267円 46,817円 34,157円
35歳 17等級 ホンダ
N-BOX
JF1 160万 50,637円 39,037円 26,710円
トヨタ
プリウス
ZVW50 250万 70,100円 49,557円 32,620円
日産
NOTE
E12 200万 55,663円 41,480円 30,047円

30代は年齢条件で保険料が安くなる

30代になると30歳以上補償が適用できるようになります。割引率が一番いいですから、保険料を安くするためにも、年齢条件を適用していきましょう。10代の頃と比較すると、保険料が1/3程度になることもあります。これだけ安くなるということは、年齢条件を付けないと保険料が高くなってしまうということですから、保険料を節約する上では、年齢条件をこまめに見直すことが大切です。

自動車保険は、事故リスクが高い年齢条件の場合、保険料が高くなるようになっています。30歳以降の事故件数は、警視庁の統計によると、10代20代に比べてかなり少なくなっています。事故リスクが低くなっているので、保険料が安くなるというわけです。

保険会社によって、年齢条件は異なります。30歳以上補償ではなく、35歳以上補償を適用するところもあります。

一例として、下記に保険会社による30代の年齢条件の違いを載せておきます。

保険会社による30代の年齢条件の違い
保険会社 30代の年齢条件
損保ジャパン
三井ダイレクト
35歳以上補償のみ
SBI損保 26歳以上補償
※30歳以上補償、35歳以上補償はない
ソニー損保 30歳以上補償のみ


30歳以上補償や35歳以上補償がないSBI損保では、30代以降は26歳以上補償を適用することになります。

年齢条件で考えると、30代が優遇される年齢条件がある保険会社を選ぶ方が、保険料が安くなる場合があります。各保険会社の見積もりを取って比較したい場合は、一括見積もりサイトを利用すると便利です。

今回、30歳以上補償や35歳以上補償を適用すると、どのくらい安くなるのかを見るために、ソニー損保と三井ダイレクトで実際に見積もりを取ってみました。プリウスの場合で、年齢条件だけを変えて保険料を比較しています。

30歳以上補償で保険料はいくら安くなるのか?

ソニー損保の場合、35歳以上補償はありません。30歳以上補償を適用することができます。

○車両 プリウス / ○初度登録年月 2016年12月 / ○主な使用地(都道府県) 千葉県 / ○免許の色 ブルー / ○運転者の範囲 本人限定 / ○等級 6等級新規 / ○事故有係数適用期間 0年 / ○使用目的 日常・レジャー / ○予想年間走行距離 11000km以下 / ○車両保険 250万 免責5万円-10万円

補償範囲 年齢 年齢条件 等級 車種 車両保険
金額
車両保険
一般型
車両保険
エコノミー
車両保険
なし
本人限定 26歳 26歳以上補償 6等級新規 トヨタ
プリウス
250万 153,190円 107,550円 69,770円
30歳 30歳以上補償 128,640円 88,920円 56,040円


上記のように26歳以上補償と30歳以上補償の保険料を比較すると、安くなっていることがわかります。車両保険一般型の場合、金額にして24,550円の差が出ています。

20代から30代になったということで事故リスクが低くなり、保険料がさらに優遇されていると言えます。

35歳以上補償で保険料はいくら安くなるのか?

三井ダイレクトの場合、30歳以上補償はありません。35歳以上補償を適用することができます。

○車両 プリウス / ○初度登録年月 2016年12月 / ○主な使用地(都道府県) 千葉県 / ○免許の色 ブルー / ○運転者の範囲 本人限定 / ○等級 6等級新規 / ○事故有係数適用期間 0年 / ○使用目的 日常・レジャー / ○予想年間走行距離 5,000km超10,000km以下 / ○車両保険 250万 免責5万円-10万円

補償範囲 年齢 年齢条件 等級 車種 車両保険
金額
車両保険
一般型
車両保険
エコノミー
車両保険
なし
本人限定 30歳 26歳以上補償 6等級新規 トヨタ
プリウス
250万 94,330円 67,010円 46,020円
35歳 35歳以上補償 91,440円 64,120円 43,450円


上記のように30歳以上補償と35歳以上補償の保険料を比較すると、安くなっていることがわかります。車両保険一般型の場合、金額にして2,890円の差が出ています。

30代は事故リスクが低い年代ですから20代のような大きな変化はありませんが、35歳以上補償を適用した方が、保険料が安くなります。自動車保険の運転者年齢条件の見直しは、その都度行うようにしたいものです。

そして、安全運転を続けて等級を進めることが、保険料を安くする上では大切です。

30代(31歳~39歳)の自動車保険の選び方

30代では、どういうところに注意して自動車保険に加入するといいのでしょうか。保険料の安さを見るだけではなく、自分や家族を守る補償も充実させておきたいところです。

30代は事故を起こしにくい年代。将来的なことも考えて保険料を安くする

すでにお話ししたように、30代が一番保険料が安い年代です。事故リスクの低さは、保険料の安さに反映されている通りです。

これは警視庁の平成26年度の統計です。年齢層別に10万人当たりの交通事故件数を出しています。

10代20代の若い人たちと比べると、30代は事故を起こしにくい年代となっています。まだ年齢的に衰えていく年代ではありませんから、運転もしっかり行うことができます。死亡事故を起こす割合を見ると、若年者や高齢者になるほど高く、30代が最も低い数値となっていることが読み取れます。

30代の自動車保険選び方|事故率が低い

30代では将来的なことも考えて、無事故で等級を上げていくようにしていきましょう。等級が上がれば、さらに保険料が安くなります。ノンフリート等級制度では、事故無し等級の場合、保険料がかなり優遇されます。

icon-arrow-circle-right ノンフリート等級別料率制度とは|自動車保険の保険料はどのようにして決まるのか?

20等級まで進めば、割引率63%です。19等級は割引率55%、18等級は割引率54%ですから、20等級の割引率が、他の等級と比較すると、かなり良くなっていることがわかります。30代のうちに等級を進めて、40代では等級による割引率の面で有利になれるようにしておきましょう。

子供がいる人の場合、40代になると子供が免許を取得し、車を運転しはじめるケースが多いです。20歳以下の保険料相場の記事でも触れましたが、10代は保険料が一番高い年代ですから家族間で等級引継ぎをすると、保険料を大幅に節約することができたりします。

40歳以降では、子供に等級を譲ることも考えておきましょう。将来的なことを考えると、30代ではやはり安全運転を心掛けて、できるだけ等級を上げておくのが賢明です。

予想外の事故に備えて、人身傷害補償保険を見直す

人身傷害補償保険を見直す


子供がいると心配になってくるのが、日常の予想外のアクシデントです。子供自身が自転車に乗ったり、幼稚園などの送り迎えで自転車を使っているママも少なくありません。警視庁の交通事故の負傷者データを見ると、自転車乗車中というケースは比較的多いです。

自転車に乗っているときに自動車事故に遭ってしまった場合、補償はどうなるのでしょうか。

日本の自動車保有台数のうち、およそ1000万台が任意保険に未加入となっています(参考記事:無保険車傷害保険とは)。無保険車との交通事故の場合、被害状況によっては、補償が十分ではない場合があります。

しかし、無保険車との事故の場合でも、しっかりと補償してくれるのが人身傷害補償保険です。車内と車外を共に補償というタイプを選んでおくことで、自転車事故での損害も補償してもらうことができます。

icon-arrow-circle-right 人身傷害補償保険(特約)とは?補償範囲と補償額の目安。いくらに設定すればいいのか

icon-arrow-circle-right 人身傷害補償保険と搭乗者傷害保険の違い。必要な補償とは?

人身傷害補償保険は、いざという時に頼りになる補償です。補償内容をよく確認しておきましょう。

車を買い替える場合には、料率クラスを知っておく

子供ができて家族が増えると、今まで乗っていた車を手放して、新しく車を購入する人もいます。そこで知っておきたいのが、車の料率クラスです。

icon-arrow-circle-right 車両料率クラスとは?【自動車保険の保険料】車によってかなり違います

車の型式によって、保険料に差が出てきます。料率クラスが1つ違うと保険料が約1.2倍変化します。どういう車に乗るのか。車を選ぶ際には、料率クラスも意識してみて下さい。料率クラスが低い車を選ぶことで保険料が安くなります。

車の維持費、子供の学費・養育費、マイホームの購入など、30代になるといろいろ出費があるものです。任意保険をしっかり見直して、保険料を節約していきましょう。


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