50代の任意保険の選び方|50歳~59歳の相場や注意すべきポイントなどを解説

50代自動車保険の相場と選び方


50代になると、就職や結婚で子供が親元を離れたりします。子育てが忙しかった頃を過ぎ、住宅ローンの支払いも終わって、精神的にも経済的にも余裕が出て来る時期でもあります。50代で新しく車を購入した人の中には、「やっと、好きな車に乗ることができるようになった」と思う人もいることでしょう。

もちろん、まだ子供が高校や大学に行っていて、子供と同居しているという人も多いです。その場合は、40代の自動車保険選びについての記事も参考にしてみて下さい。

50代の自動車保険選びでは、どういうところに気を付けたらいいのでしょうか。50代の保険料を実際に見ながら解説していきます。

【50代の自動車保険相場】50歳以上の保険料はいくら?

50代の自動車保険料はいくらなのでしょうか。実際に損保3社(三井ダイレクト、SBI損保、損保ジャパン)で見積もりを取ってみました。

見積もりの条件と結果は次の通りです。

見積もりの条件

■見積りした車の基本情報 / 車両 ※個別に設定 / 初度登録年月 2016年12月

■主に運転をする人(記名被保険者)の情報 / 記名被保険者 55歳男性 / 運転免許保有者 本人 / 主な使用地 高知県高知市 / 免許の色 ブルー / 運転者の範囲 家族限定 / 運転者年齢条件 26歳以上補償・35歳以上補償

■自動車保険の内容 / 等級 17等級(見積もり時は16等級) / 事故有係数適用期間 0年 / 使用目的 日常・レジャー / 予想年間走行距離 5,000km超10,000km以下 / 対人賠償保険 無制限 / 対物賠償保険 無制限 / 搭乗者傷害保険 なし / 人身傷害保険 3,000万円(搭乗中のみ補償タイプ) / 車両保険 ※車両ごとに設定 免責5万円-10万円 / 付帯した特約 弁護士費用特約 / 各種割引 新車割引、エコカー割引、インターネット割引、証券不発行割引


※損保ジャパンは、インターネット割引、証券不発行割引がありません。
※SBI損保は、自家用軽四輪乗用車の新車割引がありません。
※エコカー割引が適用されるのは、損保ジャパンと三井ダイレクトです。
※今回の見積もりで、エコカー割引の対象となる車両はトヨタ プリウス、ホンダ ヴェゼル、スズキ ハスラーです。
※SBI損保では26歳以上補償、損保ジャパンと三井ダイレクトでは35歳以上補償を適用しています。


見積もり結果
等級 車種 型式 保険会社 車両保険
金額
車両保険
一般型
車両保険
エコノミー
車両保険
なし
料率クラス
2017
17等級 ホンダ
N-BOX
JF1 三井ダイレクト 160万 43,260円 33,430円 23,310円
SBI損保 41,510円 31,610円 20,930円
損保ジャパン 62,430円 47,940円 31,840円
トヨタ
プリウス
ZVW50 三井ダイレクト 250万 59,990円 42,050円 27,740円 車両料率クラス 5
対人料率クラス 4
対物料率クラス 5
傷害料率クラス 4
SBI損保 57,620円 39,510円 24,490円
損保ジャパン 86,970円 62,070円 40,900円
日産
NOTE
E12 三井ダイレクト 200万 47,240円 35,110円 25,350円 車両料率クラス 3
対人料率クラス 4
対物料率クラス 4
傷害料率クラス 4
SBI損保 44,270円 32,220円 22,240円
損保ジャパン 69,790円 52,710円 38,190円
ホンダ
ヴェゼル
RU3 三井ダイレクト 275万 58,180円 39,830円 24,980円 車両料率クラス 5
対人料率クラス 4
対物料率クラス 4
傷害料率クラス 4
SBI損保 56,080円 37,570円 22,240円
損保ジャパン 84,210円 58,780円 37,170円
トヨタ
パッソ
M700A 三井ダイレクト 165万 46,510円 34,780円 25,350円 車両料率クラス 3
対人料率クラス 4
対物料率クラス 4
傷害料率クラス 4
SBI損保 43,590円 31,920円 22,240円
損保ジャパン 68,820円 52,270円 38,190円
スズキ
ハスラー
MR41S 三井ダイレクト 165万 42,870円 33,090円 22,970円
SBI損保 41,730円 31,730円 20,930円
損保ジャパン 61,010円 46,810円 31,030円


※軽自動車は料率クラスがありません。

自動車保険50代(50歳~59歳)の平均相場

今回の見積もり結果について、損保3社(三井ダイレクト、SBI損保、損保ジャパン)の平均を出しました。50代の場合、自動車保険の平均価格がいくらになるのか。平均相場として、参考にしてみてください。

等級 車種 型式 保険会社 車両保険
金額
車両保険
一般型
車両保険
エコノミー
車両保険
なし
17等級 ホンダ
N-BOX
JF1 損保3社
平均
160万 49,067円 37,660円 25,360円
トヨタ
プリウス
ZVW50 250万 68,193円 47,877円 31,043円
日産
NOTE
E12 200万 53,767円 40,013円 28,593円
ホンダ
ヴェゼル
RU3 275万 66,157円 45,393円 28,130円
トヨタ
パッソ
M700A 165万 52,973円 39,657円 28,593円
スズキ
ハスラー
MR41S 165万 48,537円 37,210円 24,977円

50代の任意保険|50代もまだ40代のように保険料は安い

50代の保険料は40代と同様、基本的に安いです。実際に三井ダイレクト損保で、6等級新規の場合の見積もりを取ってみました。年齢だけ変えて、他の条件は同じにしています。

○車両 プリウス / ○初度登録年月 2016年12月 / ○免許の色 ブルー / ○事故有係数適用期間 0年 / ○使用目的 日常・レジャー / ○予想年間走行距離 5,000km超10,000km以下 / ○車両保険 250万 免責5万円-10万円

補償範囲 年齢 年齢条件 等級 車種 車両保険
金額
車両保険
一般型
車両保険
エコノミー
車両保険
なし
本人限定 45歳 35歳以上補償 6等級新規 トヨタ
プリウス
250万 84,690円 59,530円 39,430円
55歳 83,780円 58,730円 38,650円


上記の表の通り、50代の保険料は40代の保険料とあまり変わりがありません。45歳と55歳という10歳の年齢差は大きく影響することもなく、車両保険一般型の保険料の差としては、910円でした。

平成26年度の警視庁統計データ(年齢層別の免許保有者10万人当たりの交通事故件数)を見てみると、50歳から59歳の交通事故発生件数は、全年齢の中で一番低くなっています。リスク細分型自動車保険では、事故リスクが低い場合、保険料が安くなるようになっていますから、事故件数が一番少ない年代である50代の保険料は安くなるというわけです。

加えて、50代になると運転歴が長い人が多く、運転技術もあります。事故無しの20等級になっている人やゴールド免許になっている人も多いですから、保険料の面で優遇されやすいです。

50代の任意保険の選び方や注意すべきポイント

50代の自動車保険の選び方としては、20代の自動車保険30代の自動車保険といった記事でお話してきたことと、基本的には同じです。

50代の自動車保険も対人賠償保険、対物賠償保険は無制限を基本として、人身傷害補償保険にも加入しておきましょう。

人身傷害補償保険は、「車内のみ補償するタイプ」と「車内と車外を補償するタイプ」がありますが、歩行中に交通事故に遭う可能性もありますので、「車内と車外を補償するタイプ」を選択しておくと安心です。設定金額など詳細については、下記の記事を参考にしてみて下さい。

icon-arrow-circle-right 人身傷害補償保険(特約)とは?補償範囲と補償額の目安。いくらに設定すればいいのか

50代の自動車保険では、「別居の子」という子供が家を出た場合の自動車保険の扱いに注意する必要があります。

「子供も補償されていると思ったら補償されていなくて、保険金が下りなかった」というケースもあるので、子供が家を出たり、結婚したりする際には、補償内容を再度確認しておきたいものです。

別居の子は未婚と既婚では扱いが異なる「家族限定」に注意

別居していても自分の子供であることには間違いありません。実家に帰ってきた際には、親の車を運転するということもあるでしょう。しかし、結婚している別居の子となった場合、「家族限定」の自動車保険では事故を起こすと保険金が支払われません。

自動車保険で「家族限定」とした際に、補償してもらえるのは「未婚の別居の子」です。「既婚の別居の子」の場合は、補償されません。

「既婚の別居の子」が運転をする場合は、家族限定を外して自動車保険に加入する必要があります。友人が運転しても補償されるように設定しておくことで、「既婚の別居の子」も補償されるようになります。

icon-arrow-circle-right 「別居の既婚の子」も補償対象にしたい|子供が結婚したら、自動車保険の見直しを

また、一度でも結婚したことがある子供は「未婚の別居の子」にはなりません。「家族限定」にしていた場合、離婚歴のある別居の子は補償されないので注意してください。

誰が運転するのか、しないのかをしっかりと考えた上で、自動車保険を見直していきましょう。

親子で自動車保険の等級引継ぎ|別居する前に手続きを

親子で等級引継ぎをすることで、保険料が安くなる場合があります。等級引継ぎをする場合は、同居していることが条件になっているので、子供が家を出る前に手続きを済ませておきましょう。

icon-arrow-circle-right 家族間で等級を引継ぎたい【自動車保険】親子で等級を引き継ぐには?

50代になると、所有している車の年数がそれなりに経過していたりしますから、車両保険を付けていない人もいます。保険料の高い安いは、車両保険の影響が大きいです。子供に等級引継ぎをしたことで自分の等級が下がっても、車両保険を付けていなければ、保険料の値上がりをそれほど心配する必要もないでしょう。

しかし、新車を購入する予定があるのであれば、車両保険は必要と言えます。また、自分の等級を20等級にして、保険料を安くするという方法もありますから、まだしばらく運転を続けるという人は、安易に等級引継ぎをしない方が良い場合もあります。

将来的なことを見つつ、等級引継ぎをするしないを決める必要があります。

50代になって好きな車に乗る|人気車種や高級車を所有する際の注意

新しい車を購入する場合は、車の補償をしっかりと付けるようにしたいものです。

特に人気がある車や高級車の場合、盗難やいたずらの被害が少なくないからです。また、最新技術を使った車の場合は、修理が必要になった際の修理費が高かったりもします。

例えば、スバル レヴォーグの場合、アイサイト搭載車両ということで、飛び石でフロントガラスが傷ついた場合は、アイサイト機能が発揮できなくなる可能性があります。リペアではなくフロントガラス自体を交換するケースが多いです。リペアなら1万円程度で済みますが、フロントガラス交換となれば15万円から20万円にもなります。

icon-arrow-circle-right 飛び石でフロントガラス修理【車両保険】小さな傷でも放置はダメ。リペアキットの使い方など

今までは、任意保険の保険料を抑えるために、補償を限定することが多かったかもしれませんが、万が一に備えて、車両保険は手厚くしたいところです。

トヨタ プリウスの保険料の記事でも触れましたが、事故リスクの少ない40代や50代の保険料を安くしている保険会社もあります。

実際に見積もりを取って比較してみると、保険会社によって保険料の計算方法が違うので、安さに差が出てきたりします。50代の保険料を安くするために、いろいろと見積もりを取って、比較してみて下さい。


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