ダイハツ ミライースの保険料を損保3社で比較|任意保険の見積もり結果

ダイハツ ミライース
参照:ダイハツ


ダイハツのミライースは、低価格と低燃費を実現する「第3のエコカー」として人気があります。スズキ アルトのライバル車として燃費の良さを競っています。2017年5月にはフルモデルチェンジをし、2代目ミライースとしても注目を集めています。

ミライースの保険料はいくらになるのでしょうか。実際に見積もりを取ってみました。

ダイハツ ミライース|見積もりで使用した条件

自動車保険の見積もりは、損保ジャパン日本興亜、ソニー損保、イーデザイン損保の3社で行いました。見積もりをした際の条件は、次のように設定しています。

■見積りした車の基本情報

  • 車両: ダイハツ ミライース
  • グレード: X “SA Ⅲ”
  • 型式: LA350S
  • 初度登録年月: 2017年5月
  • ナンバー: 5ナンバー

■主に運転をする人(記名被保険者)の情報

  • 記名被保険者: 60歳男性
  • 運転免許保有者: 本人
  • 主な使用地(都道府県): 山口県
  • 免許の色: ゴールド
  • 運転者の範囲: 本人配偶者限定
  • 運転者年齢条件: 35歳以上補償※損保ジャパン、30歳以上補償※ソニー損保とイーデザイン損保

■自動車保険の内容

  • 等級: 20等級
  • 事故有係数適用期間: 0年
  • 使用目的: 日常・レジャー
  • 予想年間走行距離: 5,000km以下※ソニー損保、3,000km超5,000km以下※イーデザイン損保
  • 対人賠償保険: 無制限
  • 対物賠償保険: 無制限
  • 搭乗者傷害保険: なし
  • 人身傷害保険: 無制限(車内+車外補償タイプ)
  • 車両保険: 一般タイプ125万円(免責金額5-10)
  • 付帯した特約: 弁護士特約、対物超過修理費用特約、他車運転特約、無保険車傷害特約 等
  • 適用された割引: 新車割引、ゴールド免許割引 、証券ペーパーレス割引、インターネット割引 等

※損保ジャパン日本興亜は、証券ペーパーレス割引、インターネット割引、走行距離による割引はありません。
※ソニー損保では、弁護士特約(自動車事故のみ)を適用しています。
新車割引が適用されるのは、損保ジャパン日本興亜です。

家族構成としては、夫60歳、妻61歳を想定しています。予防安全に力を入れているミライースなら、高齢ドライバーになっても、乗り続けることができますね。

【見積もり結果】ミライースの保険料

60代男性の場合、ダイハツ ミライースの保険料は、次のようになりました。

保険会社 保険料
損保ジャパン日本興亜 47,960円
ソニー損保 33,010円
イーデザイン損保 30,910円

一番安かったのが、イーデザイン損保30,910円、続いて安いのが、ソニー損保33,010円、そして、損保ジャパン日本興亜の47,960円という結果になりました。

60代から事故リスクが高くなるため、保険料はこれから少しずつ上がっていきます。しかし、20等級まで等級が上がっていたり(参照:ノンフリート等級制度の割引率)、ゴールド免許を取得していれば、保険料を抑えることができます。また、運転者の範囲は本人配偶者限定、年齢も35歳以上補償や30歳以上補償を選択しているので、保険料を安くすることができました。

一般的にダイレクト型自動車保険の方が代理店型の自動車保険よりも安くなります。

イーデザイン損保とソニー損保はダイレクト型自動車保険で、損保ジャパン日本興亜は代理店型自動車保険です。見積もり結果にも、その特徴がよく表れていると言えます。

今回は車両保険のタイプを一般型にして見積もりを取りました。一般型では上記の表のような結果となりましたが、車両保険エコノミー型や車両保険無しの場合についても、見積もりを取っています。その結果を次に示します。

ミライース|車両保険のタイプで保険料を比較

車両保険のタイプで保険料を比較
車両保険 保険会社 保険料
一般タイプ 損保ジャパン日本興亜 47,960円
ソニー損保 33,010円
イーデザイン損保 30,910円
エコノミータイプ 損保ジャパン日本興亜 38,380円
ソニー損保 25,960円
イーデザイン損保 25,820円
無し 損保ジャパン日本興亜 27,750円
ソニー損保 18,370円
イーデザイン損保 20,370円

結果を見てみると、車両保険一般型とエコノミー型ではイーデザイン損保が一番安くなっています。しかし、車両保険無しの場合は、ソニー損保が一番安いという結果になりました。

icon-arrow-circle-right 車両保険とは|エコノミー型や一般型など。車両保険の補償内容について

保険料が一番安い保険会社は、補償内容によって変化します。見積もりをいろいろと取って比較することが、保険料を安くする上では大切です。

車両保険は必要ないという人もいます。しかし、車両保険があると、自然災害による損害も補償されます。最近は、雹やゲリラ豪雨などの自然災害が多発しています。もしものことを考えて、加入を検討しておきたいものですね。

icon-arrow-circle-right 雹(ひょう)被害で車両保険を使いたい。修理で等級や保険金はどうなるのか?

icon-arrow-circle-right 【車両保険】台風やゲリラ豪雨などで車が水没。補償はどうなる?

ミライース|搭乗者傷害保険で保険料を比較

今回の見積もりでは、搭乗者傷害保険は無しとしていましたが、搭乗者傷害保険に加入した場合でも見積もりを取ってみました。イーデザイン損保での結果は次の通りです。

保険会社 搭乗者傷害保険 保険料
イーデザイン損保 無しの場合 30,910円
3,000万円の場合 33,030円

搭乗者傷害保険3,000万円の場合、保険料の負担としては、加入しない場合よりも2,120円大きくなるという結果になりました。

人身傷害補償保険とあわせて搭乗者傷害保険に加入することで、自分や家族の補償を手厚くする人もいます。

icon-arrow-circle-right 搭乗者傷害保険でいくらもらえる?日数払いや部位症状別払いなど金額について

icon-arrow-circle-right 人身傷害補償保険と搭乗者傷害保険の違い。必要な補償とは?

搭乗者傷害保険に加入しておくと、事故後速やかに、あらかじめ決められた金額を受け取ることができます。

入院費や通院費など、当座の費用に充てることも可能です。約2千円の負担増となりますが、経済的に余裕があるのであれば、加入しておくとよいでしょう。

年齢による軽自動車の保険料(平均相場)が気になる方はこちらもご覧ください。保険料の比較が一覧で簡単にできるようになっています。

icon-arrow-circle-right 軽自動車の保険料【任意保険】平均相場はいくら?

ダイハツ ミライースの特徴やスペック

ここからは、ダイハツ ミライースの特徴などについて見ていきます。

ミライースのグレード・価格

ミライースのグレードと価格は次の通りです。

グレード 価格
2WD 4WD
G “SA Ⅲ” 1,209,600円~ 1,339,200円~
X “SA Ⅲ” 1,080,000円~ 1,209,600円~
L “SA Ⅲ” 939,600円~ 1,069,200円~
L 874,800円~ 1,004,400円~
B “SA Ⅲ” 907,200円~ 1,036,800円~
B 842,400円~ 972,000円~

グレードは4つあります。Bは商用車としておすすめのグレードです。Lになると、パワーウインドウやフルホイールキャップなどが装備されます。X “SA Ⅲ”では電動格納式ドアミラーなどが追加され、ツートーンインパネになり、G “SA Ⅲ”になると、運転席・助手席のシートヒーターやキーフリーシステムが追加されます。

ミライースのスタイル・デザイン

ミライースの外装|エクステリアについて
グレード 全長×全幅×全高
2WD 4WD
G “SA Ⅲ” 3,395mm×1,475mm×1,500mm 3,395mm×1,475mm×1,510mm
X “SA Ⅲ”
L “SA Ⅲ”
L
B “SA Ⅲ”
B

ミライースなら、全高1550mm以下の立体駐車場も利用しやすいです。

フロントマスクは直線的なデザインが採用されています。「見た目がカッコいい」「雰囲気がよい」というような口コミ評価もありました。

ボディカラー
  • スカイブルーメタリック
  • レモンスカッシュクリスタルメタリック
  • マゼンタベリーマイカメタリック
  • スプラッシュブルーメタリック
  • プラムブラウンクリスタルマイカ
  • ブラックマイカメタリック
  • パールホワイトⅢ
  • ブライトシルバーメタリック
  • ホワイト

パールホワイトⅢ、プラムブラウンクリスタルマイカはメーカーオプション21,600円(税込)です。

ミライースの内装|インテリア・ユーティリティについて
ダイハツミライース インテリア
参照:ダイハツ


低価格を実現したミライースですが、インパネや内装デザインを見ても安っぽい印象はありません。

デジタルメーターなので視認性は良好です。

また、バックドアは操作しやすく、小柄な女性でもラクに動かせるように、ハンドルが設定されています。

車内の収納も充実しています。センターフロアトレイには、ボックスティッシュを置いた下にも携帯電話などの小物を収納できるようになっています。

ミライースの先進安全装備|スマートアシストⅢが上級グレードで標準装備

ミライースは、スマートアシストⅢがG“SA Ⅲ”、X“SA Ⅲ”、L“SA Ⅲ”、B“SA Ⅲ”に標準装備されています。

高齢者など、ドライバーの操作ミスやちょっとした気の緩みから起こる事故は多いです。スマートアシストⅢは、そのような事故が起きないようにドライバーをサポートしてくれます。

世界最小のステレオカメラを活用した衝突警報機能、衝突回避支援ブレーキ機能、車線逸脱警報機能があるだけではなく、障害物を検知した場合には、アクセルを踏み込んでも急発進しない誤発進抑制制御機能を前方と後方に採用しています。また、先行車発進お知らせ機能、オートハイビームも組み込まれています。普通車にも引けを取らない安全機能が装備されています。

ミライースの先進予防安全装備は、軽自動車ではトップ水準と言ってもいいでしょう。

ミライースの燃費性能と口コミ評価

グレード 燃費
2WD 4WD
G “SA Ⅲ” 34.2 32.2
X “SA Ⅲ”
L “SA Ⅲ” 35.2
L
B “SA Ⅲ”
B

上記の数値は、JC08モード燃費(カタログ値)です。口コミ評価を見ると、実燃費としては、22km/L前後で悪くないというものが多かったです。ライバル車のスズキ アルトと比較しても、実燃費は大差ありません。

デジタルメーターは文字が大きくて見やすいです。室内も手の届く範囲にいろいろと物を置けるので便利です。安全装備も充実しているミライースなら、60代になっても気軽に楽しく運転することができますね。


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