任意保険【年代別の保険料】平均相場と保険料の決まり方
自動車保険の価格はよくわからないというのが本音ではないでしょうか。
自分が加入している自動車保険の保険料は安いのだろうか。それともまた払い過ぎていないだろうかと、平均相場が気になってしまうのも当然のことです。
自動車保険の保険料は、主に運転をする人の年齢や免許の色だけではなく、車の使用目的や車の種類など、人それぞれ様々な条件によって決まるものです。
保険会社ごとに決められた独自の料率も関係してきます。また、補償内容も保険会社ごとに異なりますから、平均相場を気にしても仕方がない部分があります。とはいえ、保険料の負担はできるだけ減らしたいものです。そうなると、やはり安い自動車保険を探すための目安となる金額がほしいところです。
今回は、年代別の自動車保険の見積もり結果と、その平均値をまとめてみました。平均相場の一例として、あなたの自動車保険選びの参考にしてみて下さい。
任意保険【年代別の保険料】見積もり結果
ここではまず、人気車種である日産 ノートの見積もり結果をご覧ください。
年代別に保険料をまとめてお見せします。保険料を全体的に見ることで、保険料の高さ安さの傾向が見えてきます。
■見積りした車の基本情報
○車両: 日産 NOTE(ノート) ○初度登録年月: 2016年12月■主に運転をする人(記名被保険者)の情報
○運転免許保有者: 本人 ○免許の色: ブルー■自動車保険の内容
○保険会社: 三井ダイレクト損保 ○事故有係数適用期間: 0年 ○使用目的: 日常・レジャー ○予想年間走行距離: 10,000km以下 ○対人賠償保険: 無制限 ○対物賠償保険: 無制限 ○搭乗者傷害保険: なし ○人身傷害保険: 3,000万円(搭乗中のみ補償タイプ) ○車両保険: 一般タイプ200万円(免責金額5-10) ○付帯した特約: ※保険会社の初期設定を使用
年齢・年代 | 年齢条件 | 運転者の範囲 | 等級 | 車両保険 金額 |
車両保険 一般型 |
車両保険 エコノミー |
車両保険 なし |
20歳以下 | 全年齢補償 | 本人限定 | 6等級 | 200万 | 246,770円 | 176,210円 | 117,220円 |
20代 | 21歳以上補償 | 家族限定 | 149,210円 | 106,780円 | 73,080円 | ||
30代 | 26歳以上補償 | 12等級 | 57,480円 | 43,480円 | 32,720円 | ||
40代 | 35歳以上補償 | 17等級 | 50,190円 | 37,070円 | 27,600円 | ||
50代 | 47,240円 | 35,110円 | 25,350円 | ||||
60代 | 54,200円 | 39,780円 | 29,340円 | ||||
70代 | 62,280円 | 45,880円 | 34,290円 |
上記を見ての通り、30代、40代、50代の保険料が安く、10代、20代の保険料が高くなっています。また、60代から保険料が徐々に上がっているのがわかります。各年代における事故リスクの高さ低さが、保険料に大きく影響していると言えます。
保険料の決まり方などを、これから詳しく解説していきます。また、各年代ごとの平均相場表も載せながら、保険料を安くするポイントなどを見ていきます。
自動車保険料の決まり方|保険料を安くする決め手とは?
免許の色などによる各種割引
自動車保険には、様々な割引があります。割引を組み合わせることで、安さに違いが出てきます。
走行距離が短い車の場合安くなる「走行距離割引」、2台目以降の車の保険料が安くなる「セカンドカー割引」、免許の色がゴールドだった場合に適用される「ゴールド免許割引」といった割引があります。
この他にも、更新のタイミングを早くすることで適用される「早割」、インターネット申込みだった場合お得になる「インターネット割引」などもあります。
保険会社によって用意されている割引が異なります。例えば、走行距離による割引がない保険会社もあります。保険料を安くするために、どういう割引があるのかを事前に確認してみるのもいいですね。
運転者の範囲
保険会社では一般的に、次のように運転者の範囲が決められています。
- 本人限定
- 本人配偶者限定
- 家族限定(本人、配偶者、同居の親族)
契約車両を主に運転する人の範囲が狭くなると、補償の範囲も狭くなるので、保険料が安くなります。本人限定にすると、保険料が一番安いです。
年齢条件
自動車保険の保険料は、若い人ほど高くなります。
過去の統計データを見ると、若い人の事故率が高いことがわかります(参照:20歳以下(10代)の自動車保険料が高い理由)。事故リスクが高いと保険料もそれなりに高くなります。
安全運転をする若い人ももちろんいます。しかし、事故を起こしやすいとされている年齢である以上は、その事故リスクの高さから保険料が高くなってしまいます。これは今の保険制度からすると、仕方がないところです。
保険料を抑えるためには、年齢条件を設定する必要があります。
保険会社では、一般的に下記のように年齢条件を設定することができます。
- 全年齢補償
- 21歳以上補償
- 26歳以上補償
- 30歳以上補償(もしくは35歳以上補償)
20歳以下の場合、全年齢補償を選択することになり、保険料が最も高くなります。運転する人の年齢を限定的にすることで、保険料を節約することができます。
車種・形式
自動車保険では、車の種類も保険料に大きく影響してきます。一般的にスポーツカーや高級車の保険料は高くなり、ファミリーカーやコンパクトカーは保険料が安くなります。
- スピードが速い → 事故リスクが高い
- 人気がある → 盗難されやすい
車の形式ごとにリスクの高低によって、料率区分が設定されています。
車両料率クラスとは?【自動車保険の保険料】車によってかなり違います
高級スポーツカーの場合は、7、8、9といった料率クラスも珍しくありません。しかし、ファミリーカーやコンパクトカーの場合は、事故リスクが低いため、3や4といった料率クラスになることが多いです。
ちなみに、冒頭でご紹介した日産ノートの車両料率クラスは、下記のようになっています。
また、人気車種のプリウスの場合は次のようになっています。
比較すると、日産ノートの車両料率クラス3に対して、プリウスは5と高くなっていることがわかります。プリウスの車両料率クラスが高い理由については、こちらの記事(プリウスの料率クラス)をご覧ください。
車を買い替える際は、料率クラスが低い車を選ぶと、保険料も安くなる可能性が高まります。
等級による割引率
ノンフリート等級制度は、等級ごとに割引率が決められています。等級を見ることで、どれだけ事故を起こしてきたのか、安全運転を続けてきたのか、といったことがわかります。事故リスクが低い人の保険料が優遇されるようになっています。
ノンフリート等級別料率制度とは|自動車保険の保険料はどのようにして決まるのか?
事故を起こすと等級が下がり、翌年の保険料は高くなります。保険料を安くするには、優良ドライバーであり続けることが大切です。
自動車保険は代理店型か通販型(ダイレクト型)か
自動車保険には、代理店型と通販型と言われるものがあります。代理店型の方が通販型よりも、販売手数料や人件費などの経費が多いため、保険料が高くなります。
また、通販型は代理店型よりも、割引が豊富という特徴があります。同じ補償内容で見積もりを取ると、代理店型よりも通販型の方が数万円安くなるということも珍しくありません。
ただし、保険会社ごとに特徴や強みが異なりますから、同じ通販型だったとしても、保険料が安いところ、そうでないところが出てきます。一括見積もりを利用することで、安い保険会社が見つかりやすくなります。
年代別の保険料|平均相場が知りたい
損保3社(三井ダイレクト損保、SBI損保、損保ジャパン日本興亜)で見積もりを取りました。損保3社の保険料の平均を平均相場として載せています。
見積もりの条件は、基本的には冒頭でご紹介した日産ノートの場合と同じです。異なる部分だけを、各項目で記載していきます。
20歳以下の自動車保険料|見積もり結果(平均相場)
20歳以下の見積もりの条件と結果は次の通りです。
■記名被保険者の情報
○ノンフリート等級:6等級 ○年齢:20歳以下 ○年齢条件:全年齢補償 ○運転者の範囲:本人限定
車種 | 型式 | 車両保険 金額 |
車両保険 一般型 |
車両保険 エコノミー |
車両保険 なし |
ホンダ N-BOX |
JF1 | 160万 | 272,537円 | 204,113円 | 129,333円 |
ダイハツ タント |
LA600S | 160万 | 272,537円 | 204,113円 | 129,333円 |
日産 デイズ |
B21W | 160万 | 272,537円 | 204,113円 | 129,333円 |
トヨタ プリウス |
ZVW50 | 250万 | 394,130円 | 270,493円 | 166,903円 |
トヨタ C-HR |
ZYX10 | 290万 | 383,590円 | 255,803円 | 148,733円 |
日産 NOTE |
E12 | 200万 | 304,903円 | 221,353円 | 151,273円 |
自動車保険において20歳以下は、年齢条件が全年齢補償となります。その事故リスクの高さから保険料が一番高くなってしまうため、運転者の範囲を本人限定にして、保険料をできるだけ抑えてみました。
車両保険無しの場合を見ても、保険料が10万円以上になっています。20歳以下の保険料を安くするためには、親の保険に入ったり、保険会社の割引制度を上手に利用すると良いでしょう。
安くするための方法を下記の記事で詳しく解説しています。参考にしてみて下さい。
【20歳以下の自動車保険】18歳・19歳・20歳の保険料の相場はいくら?|保険料を安くするには
20代の自動車保険料|見積もり結果(平均相場)
20代の場合、年齢条件としては、21歳以上補償と26歳以上補償を選択することができます。
20代の自動車保険料(21歳以上補償)の場合
20代(21歳以上補償)の見積もりの条件と結果は次の通りです。
■記名被保険者の情報
○ノンフリート等級:6等級 ○年齢:21歳 ○年齢条件:21歳以上補償 ○運転者の範囲:家族限定
車種 | 型式 | 車両保険 金額 |
車両保険 一般型 |
車両保険 エコノミー |
車両保険 なし |
ホンダ N-BOX |
JF1 | 160万 | 148,800円 | 112,760円 | 74,280円 |
トヨタ プリウス |
ZVW50 | 250万 | 213,487円 | 148,380円 | 94,410円 |
日産 NOTE |
E12 | 200万 | 166,243円 | 122,220円 | 85,877円 |
トヨタ ルーミー |
M900A | 175万 | 180,277円 | 128,610円 | 85,877円 |
スズキ ソリオ |
MA36S | 175万 | 187,610円 | 126,607円 | 76,400円 |
ダイハツ ムーヴ |
LA150S | 160万 | 148,800円 | 112,760円 | 74,280円 |
21歳以上になると、21歳以上補償を適用することができるので、全年齢補償だった20歳以下だった時よりも保険料が安くなります。
車両保険無しの場合、上記の平均相場表を見ると10万円以下となっています。
新車を購入した場合は車両保険を付けた方がいいですが、中古車を購入した場合は、車両保険を付けないという選択も可能です。購入する車両を最初は中古車にして、保険料を抑えていくのもいいですね。
今回の見積もりでは加入したばかりの6等級としていますから、ノンフリート等級の割引率3%(21歳以上補償)が適用されています(参照:新規加入の際のノンフリート等級割引率)。年齢が若いので、割引率はあまり良くありません。
これから安全運転を続けていくことで、8等級で割引率40%、10等級で割引率45%というように割引率は良くなっていきます。無事故を続けたいものです。
20代の保険料(21歳以上補償)の詳細については、下記の記事をご覧ください。
【20代自動車保険の相場】21歳・22歳・23歳・24歳・25歳の保険料を安くするには?
20代の自動車保険料(26歳以上補償)の場合
26歳から、26歳以上補償を適用することができるので、保険料がさらに安くなります。20代(26歳以上補償)の見積もりの条件と平均相場は次の通りです。
■記名被保険者の情報
○ノンフリート等級:8等級 ○年齢:26歳 ○年齢条件:26歳以上補償 ○運転者の範囲:家族限定
車種 | 型式 | 車両保険 金額 |
車両保険 一般型 |
車両保険 エコノミー |
車両保険 なし |
ホンダ N-BOX |
JF1 | 160万 | 72,833円 | 56,360円 | 38,547円 |
トヨタ プリウス |
ZVW50 | 250万 | 102,737円 | 72,163円 | 47,327円 |
日産 NOTE |
E12 | 200万 | 80,703円 | 60,007円 | 43,437円 |
トヨタ タンク |
M900A | 195万 | 88,003円 | 63,487円 | 43,437円 |
トヨタ アクア |
NHP10 | 210万 | 94,153円 | 69,390円 | 49,757円 |
スズキ アルト |
HA36S | 160万 | 72,833円 | 56,360円 | 38,547円 |
車両保険無しを選択しなくても、車両保険一般型やエコノミー型で10万円以下がほとんどという結果になっています。20歳以下の場合、保険料は20万円以上でしたから、半分以下の金額となっています。だいぶ安くなってきました。
今回の見積もりでは、運転者の範囲を家族限定としていますから、本人限定や夫婦限定を選択することで、保険料をさらに安くすることが可能です。
20代(26歳以上)の見積もり結果の詳細や自動車保険の選び方については、下記の記事を参考にしてみて下さい。
【20代自動車保険の相場】26歳・27歳・28歳・29歳の保険料を安くするには?
30代の自動車保険料|見積もり結果(平均相場)
30代の見積もりの条件と結果は次の通りです。
■記名被保険者の情報
年齢:30歳の場合
○ノンフリート等級:12等級 ○年齢条件:26歳以上補償 ○運転者の範囲:家族限定年齢:35歳の場合
○ノンフリート等級:17等級 ○年齢条件:35歳以上補償 ○運転者の範囲:家族限定
年齢 | 車種 | 型式 | 車両保険 金額 |
車両保険 一般型 |
車両保険 エコノミー |
車両保険 なし |
30歳 | ホンダ N-BOX |
JF1 | 160万 | 56,710円 | 43,787円 | 30,140円 |
トヨタ プリウス |
ZVW50 | 250万 | 78,507円 | 55,943円 | 36,987円 | |
日産 NOTE |
E12 | 200万 | 62,267円 | 46,817円 | 34,157円 | |
35歳 | ホンダ N-BOX |
JF1 | 160万 | 50,637円 | 39,037円 | 26,710円 |
トヨタ プリウス |
ZVW50 | 250万 | 70,100円 | 49,557円 | 32,620円 | |
日産 NOTE |
E12 | 200万 | 55,663円 | 41,480円 | 30,047円 |
30代の年齢条件としては、保険会社によって30歳以上補償や35歳以上補償が選択できるようになります。保険料は車両保険無しで約3万5千円、車両保険エコノミー型で約4万5千円、車両保険一般型で6万円前後となっています。
30代になると、等級もそれなりに上がっていますから、ノンフリート等級制度の割引率もだいぶ良くなります。
30歳の場合、12等級で見積もりを取ったので、割引率48%が適用されています。35歳の場合は、17等級で見積もりを取ったので、割引率53%が適用されています。
見積もり結果の詳細については下記の記事を参考にしてみて下さい。
【30代自動車保険の相場】30歳~39歳の保険料を安くするには?
40代の自動車保険料|見積もり結果(平均相場)
40代の見積もりの条件と結果は次の通りです。
■記名被保険者の情報
○ノンフリート等級:17等級 ○年齢:45歳 ○年齢条件:35歳以上補償 ○運転者の範囲:家族限定
車種 | 型式 | 車両保険 金額 |
車両保険 一般型 |
車両保険 エコノミー |
車両保険 なし |
ホンダ N-BOX |
JF1 | 160万 | 50,147円 | 38,627円 | 26,427円 |
トヨタ プリウス |
ZVW50 | 250万 | 69,573円 | 49,040円 | 32,103円 |
日産 NOTE |
E12 | 200万 | 55,007円 | 40,930円 | 29,617円 |
ホンダ フリード |
GB7 | 240万 | 54,997円 | 40,680円 | 29,150円 |
日産 セレナ |
GFC27 | 270万 | 60,797円 | 43,470円 | 29,150円 |
スズキ スペーシア |
MK42S | 165万 | 49,587円 | 38,150円 | 26,023円 |
40代も30代と同様に、事故リスクが低いため保険料が安くなる年代です。年齢条件を35歳以上補償にしているので、保険料も車両保険無しで3万円程度と、かなり安くなっています。
ただ、40代になると、子供が運転免許を取って車を運転するようになったりします。子供の年齢条件に合わせると、保険料の負担が増える可能性があります。
今回の見積もりでは、17等級としているのでノンフリート等級制度の割引率53%が適用されています。仮に20等級まで進んでいたとすると、割引率63%が適用され、保険料の面でかなり優遇されるようになります。しっかりと安全運転を続けて、等級を上げていきましょう。
40代の保険料を安くする方法については、下記の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみて下さい。
【40代自動車保険の相場】40歳~49歳の保険料を安くするには?
50代の自動車保険料|見積もり結果(平均相場)
50代の見積もりの条件と結果は次の通りです。
■記名被保険者の情報
○ノンフリート等級:17等級 ○年齢:55歳 ○年齢条件:35歳以上補償 ○運転者の範囲:家族限定
車種 | 型式 | 車両保険 金額 |
車両保険 一般型 |
車両保険 エコノミー |
車両保険 なし |
ホンダ N-BOX |
JF1 | 160万 | 49,067円 | 37,660円 | 25,360円 |
トヨタ プリウス |
ZVW50 | 250万 | 68,193円 | 47,877円 | 31,043円 |
日産 NOTE |
E12 | 200万 | 53,767円 | 40,013円 | 28,593円 |
ホンダ ヴェゼル |
RU3 | 275万 | 66,157円 | 45,393円 | 28,130円 |
トヨタ パッソ |
M700A | 165万 | 52,973円 | 39,657円 | 28,593円 |
スズキ ハスラー |
MR41S | 165万 | 48,537円 | 37,210円 | 24,977円 |
50代もまだ保険料が安い年代だと言えます。上記の平均相場表を見ると、車両保険エコノミー型で4万円前後、一般型でも5万円前後と安くなっています。
見積もりの条件としては、免許の色はブルー、等級は17等級としています。50代になると、20等級でゴールド免許という人も多くなってきますから、今回の見積もり結果よりもさらに安くなることも考えられます。
子供が社会人になり別居する場合は、家族限定ではなく、本人配偶者限定や本人限定を選ぶことで、保険料をさらに節約できます。
50代の見積もり結果の詳細や保険の選び方については、下記の記事も参考にしてみて下さい。
【50代自動車保険の相場】50歳~59歳の自動車保険の選び方。補償範囲には気をつけて
60代の自動車保険料|見積もり結果(平均相場)
60代の見積もりの条件と結果は次の通りです。
■記名被保険者の情報
○ノンフリート等級:17等級 ○年齢:65歳 ○年齢条件:35歳以上補償 ○運転者の範囲:家族限定
車種 | 型式 | 車両保険 金額 |
車両保険 一般型 |
車両保険 エコノミー |
車両保険 なし |
ホンダ N-BOX |
JF1 | 160万 | 55,137円 | 42,363円 | 28,820円 |
トヨタ プリウス |
ZVW50 | 250万 | 76,627円 | 53,817円 | 35,043円 |
日産 NOTE |
E12 | 200万 | 60,527円 | 44,803円 | 32,140円 |
トヨタ ヴィッツ |
NHP130 | 210万 | 59,783円 | 44,193円 | 31,633円 |
トヨタ シエンタ |
NSP170G | 200万 | 63,200円 | 44,637円 | 29,247円 |
スズキ ワゴンR |
MH55S | 180万 | 55,353円 | 42,267円 | 28,377円 |
60代になると、保険料が上がっていきます。と言っても、急激に上がったり、20歳以下のようにかなり高くなったりすることはありません。
上記の平均相場表を見ると、50代の頃に比べて数千円程度上がるという感じになっています。
60代はベテランの優良ドライバーも多いですから、20等級の割引率やゴールド免許割引によって、保険料を安くすることができます。
また、運転する人の範囲を、家族限定や本人配偶者限定ではなく、本人限定とすることで、保険料を安くすることも可能です。
60代の見積もり結果の詳細や保険の見直しポイントについては、下記の記事も参考にしてみて下さい。
【60代自動車保険の相場と選び方】60歳以上の保険料はいくら?安くするにはどうすればいい?
70代の自動車保険料|見積もり結果(平均相場)
70代の見積もりの条件と結果は次の通りです。
■記名被保険者の情報
○ノンフリート等級:17等級 ○年齢:70歳 ○年齢条件:35歳以上補償 ○運転者の範囲:家族限定
車種 | 型式 | 車両保険 金額 |
車両保険 一般型 |
車両保険 エコノミー |
車両保険 なし |
ホンダ N-BOX |
JF1 | 160万 | 45,150円 | 35,010円 | 24,033円 |
トヨタ プリウス |
ZVW50 | 250万 | 63,043円 | 44,463円 | 29,480円 |
日産 NOTE |
E12 | 200万 | 50,150円 | 37,367円 | 27,283円 |
※損保2社(三井ダイレクト損保、損保ジャパン日本興亜)の見積もり結果の平均となっています。
70代になると60代の頃よりも事故リスクが高まるので、保険料はこれからさらに上がっていくことになります。また、70歳以上になると、インターネットからの申込み受付をしていない保険会社も出てきます。
保険料だけではなく、運転をいつまで続けるのかということも検討する必要があるでしょう。
見積もり結果の詳細については、下記の記事も参考にしてみて下さい。
【70代自動車保険の相場と選び方】70歳以上の保険料がいくらなのか知りたい
自動車保険は見直すことで安くなる
例えば、誕生日を迎えると、年齢条件を26歳以上補償や30歳以上補償などに変更できる場合があります。また、同居していた子供が就職などで別居することになったため、一番若い人の年齢が変わる場合もあります。
自分にぴったりの自動車保険に見直すことで、保険料は安くなっていきます。
他の保険会社でも、同じ補償内容で見積もりを取ってみるといいでしょう。保険料を安くするために必要な補償を削るのはよくありませんが、他の保険会社と保険料を比較して、自分の保険料が高いか安いかを知ることは大切です。
一括見積もりサイトなどを上手に利用して、保険料の節約に役立てたいものですね。
>>自分の保険料をちょっと確認してみる