スズキ アルトの保険料はいくら?【損保3社】自動車保険の見積もり結果
スズキの軽自動車としてよく知られているアルト。1979年に発売開始となって以来、ずっと売れています。大人が4人乗ることができて、荷物も載せられる車としては価格もかなり安く、シンプル且つ実用的なところがいいと評判です。
スズキ アルトの保険料がいくらになるのか、見積もりを取ってみました。
任意保険|見積もりで使用した条件
自動車保険の見積もりは、そんぽ24、ソニー損保、イーデザイン損保の3社で行いました。見積もりをした際の条件は、次のように設定しています。
■見積りした車の基本情報
- 車両: スズキ アルト
- グレード: X
- 型式: HA36S
- 初度登録年月: 2016年12月
- ナンバー: 5ナンバー
■主に運転をする人(記名被保険者)の情報
- 記名被保険者: 23歳女性
- 運転免許保有者: 本人
- 主な使用地(都道府県): 熊本県
- 免許の色: ブルー
- 運転者の範囲: 本人限定※ソニー損保とイーデザイン損保、運転者本人・配偶者限定※そんぽ24
- 運転者年齢条件: 21歳以上補償
■自動車保険の内容
- 等級: 9等級(見積もり時8等級)
- 事故有係数適用期間: 0年
- 使用目的: 日常・レジャー
- 予想年間走行距離: 4,000~7,999km※そんぽ24、3,000km超5,000km以下※イーデザイン損保、5,000km以下※ソニー損保
- 対人賠償保険: 無制限
- 対物賠償保険: 無制限
- 搭乗者傷害保険: なし
- 人身傷害保険: 3,000万円(搭乗中のみ補償タイプ)
- 車両保険: 一般タイプ150万円(免責金額5-10)
- 付帯した特約: 弁護士費用特約、対物超過修理費用特約、他車運転特約、無保険車傷害特約 等
- 適用された割引: 証券不発行割引、インターネット割引 等
※そんぽ24の運転者限定の範囲に本人限定はないので、運転者本人・配偶者限定を選択しています。
※ソニー損保では、弁護士特約(自動車事故のみ)を適用しています。
今回の見積もりでは、年間走行距離5,000km以下で、運転者本人だけが契約車両に乗る場合を想定しています。
【見積もり結果】スズキ アルトの保険料
20代女性の場合、スズキ アルトの保険料は次のようになりました。
保険会社 | 保険料 |
そんぽ24 | 93,180円 |
ソニー損保 | 74,090円 |
イーデザイン損保 | 69,920円 |
保険料が一番安かったのは、イーデザイン損保で69,920円、次に安いのがソニー損保74,090円、そして、そんぽ24の93,180円という見積もり結果になりました。
保険料を安くするために、21歳以上補償を適用しました。運転者の範囲については、本人限定としています。ただし、そんぽ24では本人限定という選択がないので、「運転者本人・配偶者限定」を選択しています。
10代や20代の場合、30代や40代に比べて事故リスクが高いです(10代20代の事故率の高さについては、こちらの記事のグラフをご覧ください)。事故リスクの高さは保険料に影響しますから、20代の保険料はどうしても高くなってしまいます。
しかし、インターネット割引が保険会社3社とも適用されています。イーデザイン損保とソニー損保では1万円の割引、そんぽ24では10%OFFという割引となっています。その結果、23歳の自動車保険料としては、比較的安いものになっています。
また、今回の見積もりでは車両保険150万円としていましたが、車両保険130万円の場合でも見積もりを取ってみました。そんぽ24での結果は次のようになっています。
保険会社 | 車両保険のタイプ | 車両保険の金額 | 保険料 |
そんぽ24 | 一般タイプ | 150万円 | 93,180円 |
130万円 | 91,260円 | ||
エコノミータイプ | 150万円 | 71,280円 | |
130万円 | 70,290円 |
車両保険の金額を20万円安くすると、車両保険一般タイプでは1,920円、エコノミータイプでは990円安くなりました。車両保険の金額を見直すことで、保険料を抑えることができます。
他にも、車両保険の補償内容を限定的にしたりすることで、保険料を安くすることができます。車両保険一般タイプの場合だけではなく、エコノミータイプや車両保険無しの場合についても見積もりを取ってみました。その結果は次の通りです。
車両保険 | 保険会社 | 保険料 |
一般タイプ | そんぽ24 | 93,180円 |
ソニー損保 | 74,090円 | |
イーデザイン損保 | 69,920円 | |
エコノミータイプ | そんぽ24 | 71,280円 |
ソニー損保 | 56,320円 | |
イーデザイン損保 | 54,420円 | |
無し | そんぽ24 | 47,760円 |
ソニー損保 | 37,170円 | |
イーデザイン損保 | 37,830円 |
車両保険の補償内容で保険料を比較すると、一般タイプとエコノミータイプではイーデザイン損保が一番安く、車両保険を付けない場合ではソニー損保が一番安いという結果になりました。
車両保険は愛車の損害を補償してくれる保険です。保険料を安くするといっても、必要なのであれば、しっかりと付けておきたいものです。
例えば、自分が悪くなくても、車が傷つく場合もあります。走行中に飛び石によってフロントガラスに傷がつく、当て逃げされるということもあります。また、ちょっとした気の緩みから、電柱にぶつかる単独事故を起こしてしまうこともあります。
車両保険に入っていてもエコノミータイプの場合、単独事故や当て逃げによる損害の補償はありません。どの程度の補償が自分には必要なのか。よく検討してから、加入するようにしましょう。
スズキ アルトの特徴やスペック
ここからは、スズキ アルトの特徴やお役立ち情報などをご紹介していきます。
アルトのグレード・価格
スズキ アルトのグレードと価格は次のようになっています。
グレード | 価格(税込) |
X | 1,134,000円~ |
S | 1,002,240円~ |
L | 894,240円~ |
F | 847,800円~ |
5MTや5AGSといったトランスミッションが備わっているのは、グレードFです。AGS(オートギヤシフト)とは、5速マニュアルトランスミッションをベースに、クラッチとシフト操作を自動で行うというものです。CVTとは違ったマニュアルのようなダイレクト感のある運転を楽しむことができます。
アルトのスタイル・デザイン
7代目のアルトは丸味があり女性的な雰囲気がありましたが、8代目になって中性的な形に変化しました。男性でも女性でも受け入れられやすいデザインになっています。
エクステリア(外装デザイン)
グレード | 全長×全幅 | 全高 |
X | 3,395mm×1,475mm | 1,500mm ※1 |
S | 1475mm | |
L | ||
F |
8代目のアルトはシンプルさを目指して作られています。テーマは「原点回帰」。そして、車両重量は650kgと、かなり軽量化されています。
車内は想像していたよりも広いという口コミ評価もありました。
アルトには、2トーンカラーリングモデルもあります。2トーンカラーの場合は、バックドアのみが違うカラーになります。
インテリア(内装デザイン)・ユーティリティ
アルトの悪い口コミ評判を見ると、内装が安っぽいというようなことが書かれていたりします。しかし、アルトは低燃費を実現するために、徹底して軽量化をしてきた軽自動車です。その結果、内装は必要最低限なものになっています。
見た目の質感や華やかさが物足りないという人もいますが、シンプルで実用的だと考えることもできます。価格相応の使いやすい内装と言えるでしょう。
「フロントドア中間2段ストッパー」が採用されています。狭い駐車場で乗り降りする際、1段目の開き幅が小さく設定されているので安心です。
アルトの先進安全装備
アルトの安全装備としては、下記のものがあります。
衝突被害軽減ブレーキの「レーダーブレーキサポート」
追突事故の危険を察知。衝突を回避したり、被害を軽減したりします。誤発進抑制機能
ペダルやシフトの操作ミスによる衝突回避を支援します。エマージェンシーストップシグナル
ハザードランプ自動高速点滅により、後続車に急ブレーキを知らせます。ESP(車両走行安定補助システム)
コーナーなどでの横滑りを抑えたり、発進や加速時に駆動輪の空転を抑えたりするなど、車両の安定走行をサポートします。ヒルホールドコントロール(F 5MT車を除く)
坂道発進時に、クルマの後退を抑えます。
アルトの燃費性能
グレード | 2WDトランスミッション | 4WDトランスミッション | ||||
CVT | 5MT | 5AGS | CVT | 5MT | 5AGS | |
X | 37.0 | – | – | 33.2 | – | – |
S | – | – | – | – | ||
L | – | – | – | – | ||
F | – | 27.2 | 29.6 | – | 25.2 | 27.4 |
上記の数値は、JC08モード燃費(カタログ値)です。ハイブリッド車ではないにもかかわらず、燃費は37.0km/Lというかなり良い数値となっています。実燃費の口コミ評価としては、街中でおよそ22km/Lといったところでした。
価格が安くて燃費もいいのがアルトの特徴です。シンプルで実用的、且つ、コスパがいい車を求めるなら、スズキ アルトは最適な車だと言えますね。
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