他車運転特約の補償|レンタカー運転時の事故補償がどうなっているのかを解説

他車運転特約とレンタカー運転時の事故

旅行先で車を運転するとなると、事故の際の補償が気になりますよね。他車運転特約は、レンタカー運転中の事故も補償します。

他車運転特約でどのように補償されるのか。今回は、レンタカー運転中の事故について、補償される場合、補償されない場合などを見ていきます。

レンタカー運転中の事故の補償について

一般的にレンタカーの料金には、事故を起こした際に基本補償が受けられるように保険料が含まれています。自分の自動車保険ではないので、仮に保険金の支払いを受けたとしても、翌年からの保険料負担は気にしなくても大丈夫です。

レンタカー会社によって違いはありますが、レンタカー会社の保険だけでは、損害賠償をすることができないこともあります。その際は、自分が加入している自動車保険の他車運転特約によって、補償を受けることも可能です。

ただし、他車運転特約の基本についての記事でもお話しましたが、補償を受けることができるといっても、自分の保険の補償の範囲内でカバーされるという点に注意してください。

例えば、ガードレールにぶつかってしまった場合、車両保険一般型であれば、補償対象となります。エコノミー型の車両保険、もしくは、車両保険を付けていない場合は補償対象外となります。

icon-arrow-circle-right 車両保険とは|エコノミー型や一般型など。車両保険の補償内容について

レンタカーの車両の損害は、車両保険がセットされていて、支払い対象となる事故だった場合に、レンタカーの車両時価額を限度として保険金が支払われます。

そして、自分の自動車保険を使った場合は、翌年の等級は下がり、保険料が高くなります。

他車運転特約で補償される車|自家用8車種とは?

レンタカーを運転中の事故は、一般的に自家用8車種の自動車であれば、他車運転特約で補償されます。

自家用8車種の自動車とは、下記の車のことです。

自家用8車種の自動車|他車運転特約


レンタカーの車種が、上記以外の車であった場合は補償されません。しかし、車種を見ての通り、普段の生活で使うような車であれば、補償されます。普通自動車、軽自動車など、ほとんどの車が補償対象となっています。

海外でレンタカー事故。他車運転特約で補償されますか?

海外でレンタカーに乗る|他車運転特約
海外旅行に行った際、レンタカーでドライブする人もいます。一般的には、国外運転免許証を取得して海外で運転するのですが、一部例外もあります。ハワイ州で車を運転する場合は、入国後1年以内であれば、日本の運転免許証で運転できたりします(参考:在ホノルル日本国総領事館 ハワイ州で車を運転する方へ)。

海外でも、他車運転特約で補償されるのか気になるところです。

例えばソニー損保の場合、国内で発生した事故での損害を対象としています。海外旅行中に発生した事故は、補償対象外となっています。よって、他車運転特約を海外旅行中のレンタカー事故で使うことはできません。

一般的に自動車保険の契約は、日本国内に限定されています。海外でレンタカーを運転する場合の補償については、自動車保険ではなく、海外旅行保険などを検討しましょう。


自動車保険一括見積もり

>>自分の保険料をちょっと確認してみる

自動車保険一括見積もり会社一覧

無料一括査定

かんたん車査定ガイド