車のキー閉じ込み|インロックを解除したいなら、ハンガーを使う前にロードサービスを
「あ、車の鍵持ってない・・・(汗)」
車の中に鍵を残したままロックしてしまったという経験を持つ人はわりと多いです。JAFのロードサービスの月間データ(平成29年5月)を見ると、主な出動理由として、「バッテリー上がり」「タイヤのパンク」の次に「キー閉じこみ(インロック)」が多いということがわかります。
キー閉じ込みしてしまったら、どうすればいいのでしょうか。キー閉じ込みをした場合の開け方や料金、防止するための対策などを解説していきます。
キー閉じ込みをしてしまったら|どういう開け方がある?
キー閉じ込みをしてしまって、手元にスペアキーもないという場合、ドアの開け方としては次のものがあります。
- ロードサービスにお願いする
- 街の鍵屋さんに連絡をする
上記の方法が初心者にもおすすめできる現実的なドアの開け方と言えます。
ハンガーや針金を使って開けるという方法もありますが、初心者が行うと、車を傷つけたり壊したりしてしまう可能性があります。インターネットで調べると、ハンガーを使った開け方にはちょっとしたコツがいるようです。車を傷つけたくない人は、自分一人で開けようとしない方が無難でしょう。
なので今回は、ロードサービスや鍵屋さんにお願いするケースについて見ていきます。
ロードサービスの場合、料金はいくら?
自動車保険にはロードサービスが付帯されている場合が多いので、まず、JAFを呼ぶ前に、保険会社のロードサービスに連絡してみましょう。一般的に自動車保険のロードサービスであれば、無料で対応してくれます(2回目からは有料という場合もあります)。
しかし、自動車保険のロードサービスに加入していないといった場合は、JAFのロードサービスを利用することになります。JAFの会員であれば無料ですが、会員ではない場合は、料金が発生します。
時間帯 | 一般道でのキーの閉じ込み | 高速道路でのキーの閉じ込み(PA・SA内) |
昼間(8時~20時) | 12,880円 | 14,940円 |
夜間(20時~8時) | 14,940円 | 16,990円 |
上記の通り、非会員の場合は料金が高いので、どのくらい緊急を要しているのかという程度にもよると思いますが、利用するのにちょっと躊躇してしまうかもしれませんね。もし、もう少し安い方がいいというのであれば、街の鍵屋さんにお願いするという方法があります。
街の鍵屋さんの場合、料金はいくら?
街の鍵屋さんを呼んでドアを開けてもらう、スペアキーを作ってもらうという方法ですが、見積もり依頼は無料というところがほとんどです。
現場に鍵屋さんがやってきて見積もりをしてくれるのですが、その際に提示された金額でOKということであれば、そのまま作業が始まります。クレジットカード払いや後払いにも対応している鍵屋さんもあるので、現金が足りない場合は支払い方法を確認してみるといいでしょう。
開錠と鍵の複製をお願いした場合、作業時間としては1時間程度かかります。料金は1万円から2万円程度です。しかし、鍵開けだけなら作業時間は最短で5分、料金は1万円前後となります。1万円くらいなら、JAFに頼むよりも安く済みそうです。
でもこれは、あくまでも一般的な場合です。高級車の場合は料金が高くなったり作業時間が長くなったりすることもあります。
キー閉じ込みはなぜ起こる?原因は?
車のキー閉じ込みはなぜ起こってしまうのでしょうか。閉じ込みをしてしまった理由をいろいろと見てみると、次のようなものがありました。
- 車の外に気になる人がいた
- 用事があって急いでいた
- 心配している事があった
- 傘をさして車の外に出た など
キー閉じ込みの理由を見ると、いつもとは何か違うことがあったり、他の物事に気をとられてしまったりというケースが多かったです。「傘をさしたらキーを車内に忘れてしまった」というのも、うっかりミスとして、なんとなくわかる気がしますね。
キー閉じ込みを防止するために
キー閉じ込みは、うっかりミスでしてしまう場合が多いです。
キー閉じ込みを防止するためには、スペアキーをカバンや財布の中などに、いつも入れておくというのが効果的でしょう。
また、強力な磁石などを使って、スペアキーを車の裏側(見つかりにくい場所)に張り付けておくという方法もあります。これは実際に、私の友人がしていました。
いずれにせよ、キー閉じ込みをしないために「鍵をかけたままドアを閉めない」「面倒でも鍵は必ずキーを使ってロックする」ということを、しっかり習慣づけていきたいものです。うっかりミスを減らす工夫をしていきましょう。
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